chackie2,0

また、ヲタなにおいがぷんぷんする話ですが、よかですか？（ダメでも行くけどｗｗ）

みなさん、初音ミク知ってますか？まぁ、聞いたことくらいはあるでしょう、誰でも簡単に歌わせることができるヴァーチャルボーカロイド、はつねみく。

YOUTUBEやらニコニコ動画やらで、この電脳歌姫に歌を調教して発表させるアーティストが最近増えているわけですが、プロ顔負けの（いや、プロかもしれんが）クオリティーのものもちらほら。

で、最近この初音ミクのライブを収録したDVDを手に入れたわけでして。
楽曲は上記のようにいろんな人が作って、ネットで公開している作品。主に打ち込み系なので、通常ドラムも生音ではないのですが、ライブとなれば、生演奏？ていうか、ミクはそもそも存在しないわけで、どうやってライブするのか？メインボーカル無しで音だけ出すのはサムいし・・・。
そもそも生演奏なのか？ライブ＝生演奏とは限らない。DJやVJが音と映像で繰り広げるクラブ的なイベントなのか？

などと、考えていたわけですが、この未熟なワタクシの、同期タイコ人生における何かのカテになればと思い、とりあえず再生。

再生と同時に、暗転した客席によく知っている初音ミクの楽曲が流れ、のっけから客のテンションは↑気味だが、真っ暗ななかにペンライトだけが動いていて、どういうアングルかもわからない。
たまに映るネギ型のペンライトはちょっとほしい。（ミクとネギの関係は自分でググってね）

1曲終わったところで、会場が全貌を現わす。やはり、そこにはステージがあり、G、B、Dr、それにKeyが２．３台。そしてステージの真ん中にでっかい透明な板（まぁ、スクリーンやね。）走行している間に、長いツインテールを揺らし、ステージ下からせり上がってくる初音ミク。

まぁ、なにがすごいって、映像技術。そりゃあプロが作ってるので、すごいに決まっているわけですが、なんというか、３０分もすると、そこにいるみたいな・・・・、いや、いました。実際、ミクはそこで歌っていました。初音ミクが実際にそこで！！となるようなライブ感？生きている感。

で、歌はミクの声を流しているわけですが、それ以外は生演奏なわけでして。もちろん、映像も音に合わせて作られているので、曲と振りが完全に同期、本当にそこにいて歌っているような変な感じになります。

こういう完全同期のライブは、フリーダムなバンド演奏とは違い、状況に応じてテンポを変えられないものに全員があわせるというパフォーマンスです。この場合も、元々から同期しているミクの声とミクの映像。
何回繰り返しても最後まで同じテンポですすみます。
生の演奏者はこれに合わせるわけですが、経験上、なかなか簡単にはいかない。

しかし、まるで、バックの演奏に合わせて、その場でミクが歌っているように見える、どっちがあわせているかがわからないくらいの、この同期っぷりはすばらしいの一言です。

ミクのほか、鏡音リン・レン・巡音ルカも出てました。名曲揃いで、目頭が熱くなりました。
これは、本当におすすめです。

同期でドラムやってる人と、なんかぞくぞくするライブが見たい人とと、ミクが好きな人と、とにかく萌えたいひとは、買っちゃてもイイと思います。間違いない。俺と同じ感動を味わってくださいな。みっくみくにされちゃってください。

もう、言うことは特にないです。ミクやリン・レン、ルカの楽曲を少しでも知っているなら、感動することは間違いなしです。半径６３００キロはこの手の届く距離です。